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誰でもできるスナップエンドウの作り方


このサイトでは誰でもできるスナップエンドウの育て方をイラストを用いて詳しく解説します。

エリア植え付け時期収穫時期栽培可能エリアの特徴
北海道4月下旬〜5月中旬7月〜8月寒冷な気候、春〜夏にかけて栽培
東北地方4月中旬〜5月上旬6月下旬〜7月冬が厳しいが、春〜夏に適した気候
関東・甲信越地方10月〜11月初旬3月〜5月冬は比較的温暖、秋植えが可能
中部地方10月〜11月初旬3月〜5月温暖で湿潤な気候
関西・四国地方10月〜11月初旬3月〜4月温暖な気候で秋植えが一般的
中国地方10月〜11月初旬3月〜4月温暖で湿潤な気候
九州地方10月〜11月初旬3月〜4月温暖な気候で早めに収穫可能
沖縄地方11月〜12月3月〜4月亜熱帯気候で冬の栽培が中心

スナップエンドウは、2〜3年連続で同じ場所に栽培すると、連作障害が起こりやすくなります。連作障害は、特定の病原菌や害虫が土壌に蓄積することで発生し、成長が悪くなったり、病害虫のリスクが高まったりします。特に根腐れ病やセンチュウ(線虫)が問題となり、収穫量が20〜50%ほど低下することがあります。

また、スナップエンドウは根に窒素を固定するため、連作により土壌中のリン酸やカリウムなどの他の養分が不足しやすくなります。これにより、次の作物の成長にも悪影響を与える可能性があります。連作障害を避けるためには、少なくとも3年以上同じ場所で栽培しないようにするのが理想的です。輪作(他の作物と交代で栽培)を取り入れることで、土壌の健康を保ち、連作障害を防ぐことができます。

スナップエンドウ
スナップエンドウ

※連作障害とは、同じ場所で同じ作物を何年も育て続けると、土壌中の栄養バランスが崩れたり、病害虫が増えて、作物の成長が悪くなる現象です。これにより、収穫量が減ったり、病気にかかりやすくなったりします。対策としては、別の作物を育てる「輪作」を行うか、土壌改良を行うことが効果的です。

栽培方法

土作り

まず、スナップエンドウの栽培にはpH6.0〜6.5のやや酸性から中性の土壌が適しています。土壌の酸度を調整するため、酸性の場合は石灰を適量(1㎡あたり100〜200g程度)混ぜて調整します。次に、有機物を豊富に含む土壌が理想的です。堆肥や腐葉土を1㎡あたり2〜3kg程度、深さ20〜30cmほど耕して土に混ぜ込みます。これにより、土壌の保水性と排水性を向上させます。

また、窒素分が過剰になると徒長しやすいため、窒素肥料の過剰使用は避け、リン酸カリウムを適量施肥することが重要です。これにより、健康的な根や実の成長を促進します。

種まき

スナップエンドウの種まきは、土壌の温度が10〜15°C以上になった春(または温暖な地域では秋)に行います。種は深さ3〜5cmにまき、株間10〜15cm条間30〜40cmを確保して植えることが理想的です。この間隔を取ることで、根が十分に成長し、風通しが良くなり病害虫を予防できます。

種をまいた後、土を軽くかぶせ、たっぷりと水を与えます。その後、発芽までは土を乾かさないように注意しながら水やりを続けます。

誘因

スナップエンドウは成長するとつるが伸びてきますので、高さ1.5〜2mの支柱やネットを用いてつるを誘引することが必要です。支柱は株間30〜40cmの間隔で立て、つるが絡みやすいようにします。つるが伸び始めたら、やわらかいひもで茎を支柱にゆるく結びつけ、風で倒れないように固定します。あまり強く縛らないように注意し、成長に合わせて少しずつ誘引を続けることで、植物がしっかりと支えられ、より多くの実をつけることができます。

スナップエンドウ
スナップエンドウ

誘引は、茎が倒れないように支柱に結びつける作業です。誘引をすることで、野菜がまっすぐ育ち、重い実を支えることができます。また、日光が均等に当たるようになり、風通しも良くなるため、病気の予防にもなります。さらに、実が地面に触れないので、傷つきにくく、収穫もしやすくなります。誘引は野菜の健康な成長と豊かな収穫に欠かせない作業です。

追肥

最初の追肥は、苗が15〜20cmほどに成長したタイミングで行います。肥料は窒素分を控えめにし、リン酸やカリウムを中心にしたものを使用します。追肥は1㎡あたり30〜50g程度を目安に、植物の根元から少し離れた場所に施し、土と軽く混ぜてください。肥料が直接茎や根に触れないようにすることが大切です。

スナップエンドウ
スナップエンドウ

※「追肥」とは、作物が生育している途中で追加で肥料を施すことです。最初に土壌に与えた元肥(基肥)だけでは、作物が必要とする栄養が不足する場合があるため、成長の段階に応じて適切な栄養を補給するために追肥を行います。追肥は、作物の健康な成長や収穫量の増加を目的としています。追肥は、作物の種類や成長段階によって適切なタイミングで行われ、通常、窒素、リン、カリウムなどの主要な栄養素が含まれた肥料が使われます。適切な追肥は、作物の根や葉、果実の発育を促進し、品質や収量を高める重要な農業技術のひとつです。


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